昔・・小学生になる前・・・
記憶は定かではないが、子犬を拾ってきた・・
名前は、親が縫製業を生業としてたいたので、その道具から「針」→「ハリ」
昔の飼い方なので、エサは残飯、狂犬病の予防接種等は一切受けさせる様な事は無かった・・
こんな飼い方が良いはずがは無いのは、今ではわかるが昔はこんなものだった・・
子供ながらにその後も3回程子犬を拾ってきたは飼ったが、3年か4年で亡くなっていた
その3回の死に立ち会い・・毎回泣いていた自分を思い出す。
ようは、ロクな死に方ではなかったからだ
泡を吹いて死んでいた姿・・・
記憶では、毒団子を行政が蒔いたとか何とか・・・
多分ヒラリアか何かで苦しんで死んでいく姿・・・
動物病院は高い・・・この理屈で病院などへは連れて行く事は無かった・・
動物を飼う=死を見る事になる・・
小学校の低学年には、動物を飼うのはやめた
群馬に越してきて、野生動物や、虫、植物・・・都心では見なくなって久しいものを見るようになった。
もう、ここから動くことは無いと予想し、マイホームを購入した
そんな時、飼っては後悔していた犬の事を思いだした・・
「もう一度、きちんと犬を飼ってみたい。」
「今まで、出来なかった(後悔していた)・・・大切に育ててみたい。」
奥様に「犬が飼いたい。」
そして、奥様の友達の伝手で「桜」が家に来た。
今日、1月16日
再び、私の前から旅立って行った・・
出張中の私に、奥様が伝えてくれた。
奥様に抱きかかえられながら旅立ったらしい。
一番好きだった、奥様に看取られながらの旅立ちだった。
一言だけ・・
「桜、うちに来てくれてありがとう。」
「短かったけど、すごく楽しかったよ。」

昔のように後悔は無かった・・・